東アジアの犬食文化

中国をはじめとする広い地域で犬を食用とする習慣があって、その歴史は深い。犬食の習慣は日本を含めた東アジア、東南アジア及びハワイ、ポリネシアミクロネシアオセアニアなどの島嶼に多く存在する。日本は、徳川綱吉が生類憐みの令が発令されるまでは犬を食べる習慣があったといわれている。 欧州では牧畜が盛んであった為、中国、朝鮮などと異なり、犬との共存生活が長く、家族同然の扱いをおこなっており、食用にはしてこなかった。近年はアジア圏でも、生活習慣の変化に伴い、愛犬家や若者を中心に犬食を忌む傾向も生じている。

 中国や朝鮮半島のような古くからの農耕社会、またはアジアやオセアニア島嶼域の様な農村的社会が支配的な地域に犬食文化があったとされている。一方、犬食が忌まれる地域は、牧畜社会、遊牧社会、狩猟採集社会の支配的な地域と、西アジアのように、食用動物に関する宗教上の禁忌が存在する地域がある。犬食文化が忌避される理由は、人間と心情レベルでコミュニケーションを取れる動物をある時点を以て食用と見なすことに対する心理的な違和感から来るものであり、犬をペットと見なす文化圏においてこの感情は強い。しかし、食糧事情が切迫している状況においてこれを食すことに対しては人食に対する嫌悪と異なり、一般に倫理的な批判が向けられることはない。なぜだろうか?

生活習慣と学力の関係

学力下位層の児童にとって、書く指導、家庭学習の習慣づけは大切ですが、勉強だけが後の向上につながるわけではなく、規則正しい生活を送ること、社会へ関心を持つこと、周囲の人々の交流の機会を持つこと、成功体験をすることなどが必要であると考える。家庭での生活習慣は、学力に直接的な影響を与えるだけじゃなく、学習習慣にも直接的な影響があって、結果的に学力の向上につながっている。小学校のうちに家庭での規則的な生活や学習の習慣を確保することは、将来の学力を向上させる上で重要といえる。

沖縄の子供達の学力が最下位なのは、早寝早起き朝ごはんなどの生活習慣に関わる項目において全国下位もしくはそれに近い順位となっていて、それが大きく関わっていて、生活習慣の乱れが学力に影響していると考えられる。しかし逆に考えれば、生活習慣を確立できさえすれば、沖縄の学力は向上すると僕は考える。

沖縄の子供の睡眠は不規則であり、夜更かしや朝寝坊など、睡眠が乱れている状態にある。さらに、朝の車の送迎が、安心して寝坊できるという甘えを生んでいる可能性もある。朝、校門の前に車を横付けし、子供を送迎する保護者の姿が沖縄全域に見られる。これは、県外ではあまり見られない光景であり、これも沖縄の子供たちの学力低下の原因であると言えるのじゃないでしょうか。

 

 

沖縄の学力が低い理由を考察してみました。

国学力テスト最下位の沖縄は、上位と下位の差が最も大きい県です。正答率が高い県はいずれもその差が小さい。学力向上を図るには底上げが必要です。国の教育改革は英国や米国をモデルにしており、競争率を高め、上と下の差を拡大させるのが特徴です。県民所得が最も低い沖縄で「家計も学力も厳しく、行き場がない」という若者像は、遠い世界の話ではない。

国学力テストや達成度テストが実施され、小学生や中学生は居残り学習を取り組んだ。しかし、ドリル学習の偏重、休み時間や放課後まで使った「詰め込み」が生徒・児童達の勉強嫌いを増やした。勉強は苦しくてつらくて、楽しくないという固定概念を植え付け、それが学びだと思い込み、学習意欲をなくす子供が多くなった。平均点を上げることが目的化し、点数競争や序列化への警戒が強まっているが、テストの目的は子供の学力の実態を把握し、最低限の学力の保障につなげることであり、結果を分析し、授業改善に取り組んでこそ、テストが生きるのではないかと思う。

全国に比べ、正答率が低い理解力や読解力を向上させるにはカリキュラムの工夫に加え、児童・生徒の探求するための長期的な視点も必要不可決であり、沖縄県教育委員会は学校現場との連携を踏まえた対応をすべきだと思う。一方で、人材育成の観点から県を挙げた取り組みも重要で、秋田県は30人以下の少人数学級編成をいち早く取り入れるなどをして全国学力テストで6教科1位になった。沖縄県も仲井間弘多知事の公約で少人数学級を小学校1年生の学校の約7割で実施しているが、十分とは言えない結果になった。少人数学級のメリットを調査、検証した上で、人員配置も含め、少人数学級の配置の拡大に向けた財政措置を含めた支援態勢の強化も必要である。学校や教育行政の具体的な対策に加え、日常的な親子の触れ合い、家庭学習の充実、地域とのかかわりなど幅広い取り組みが学力向上につながると考えた。

通塾率と学力の相関関係

調べると、秋田は沖縄と全国平均よりも数値が低いことがわかった。このことから、秋田の小学生・中学生は塾には行かずに家庭学習を毎日きちんとしているのだと考えました。一方、沖縄の小学生・中学生は塾には行っても、自分から勉強しようとする意欲がなく、とりあえず塾に行っているのではないだろうか?なぜなら、僕が中学一年の頃に親に勧められて通塾していた時がそういう気持ちであったからだww親に勧められて入り、塾では授業時間は眠り、休み時間になると友達と話しに行く感覚で塾に通っていたwww僕だけでなく、私の周りもそういう人達が大勢いたので、特に焦ることなく、危機感を持つこともなく、成績もそこまで上がることもなく、中学二年までその塾に通っていた。自分から勉強しようとする意欲が無く塾に通っても成績は伸びない。秋田の小学生・中学生は親に「勉強しなさい」と言われて勉強するのではなく、学習意欲も持って自分からすすんで勉強しているのだと思った。

また、行政当局、現場の教師、地域社会が一つになり、5年で鹿児島の学力が向上したようにそれを取り組むべきだと思った。生活リズムの確立、規範意識・マナーの育成などの基本的生活習慣の確立は、「確かな学力」「豊かな人間性」「健康・体力」の土台であり、各家庭では「我が家の凡事徹底」を決めて実行すべきであると感じた。そして、保護者が子供の生活リズムを考え、学習に集中できる環境づくり、家庭学習を習慣化することが保護者の責任であると思った。

沖縄の学力

子供が勉強嫌いになる原因は、「全国学力テスト」や「達成度テスト」などにあると思う。こういったテストで良い点数を出すために子供を塾に入れさせたり、昼休みや放課後をつぶしてテスト勉強させたりすると、「勉強」が「遊び時間を奪うもの」という認識が生まれる。こういった学力向上のための策が子供の勉強嫌いを生み、逆効果になる。昔から「よく遊び、よく学べ」と言われてきたように、大切なのは時間のメリハリをつけることにあるのではないだろうか。

陸続きに隣の県があれば競争意識が表れ、お互いに学力も向上する。しかし、沖縄県は離島県であるため、県外との人・物・情報の交流が少ない。このことが沖縄の学力に悪い影響を及ぼしていると僕は考えた。

沖縄の隣県は鹿児島だが、その鹿児島でさえ海を隔てて655キロも離れていて、首都東京までは1552キロ離れている。そのため、教育情報は他府県に比べて極端に少なく、その収集も不利です。他府県の教師は、隣県で関心のある研究発表会や講演会があると、マイカーや電車で出向き、その日に帰宅することができるが、沖縄はそれができない。仮に参加できたとしても、交通費や宿泊費が馬鹿にならない。個人負担では限界があり、行政のカバーも豊かではない沖縄の財政では、実現の可能性は低い。教育庁が要員を確保して情報を収集し、さらに取捨選択して、沖縄に適した方法でその教育技術を県内に広めることも可能だろう。少ない予算で他府県以上の教育情報を収集するために、行政はもっと知恵を絞るべきだと思う。